梅雨時期の交通安全

気象庁の発表によると九州南部が平年より早く梅雨入りしたそうですが、九州北部も6月上旬には梅雨入りしそうですね。

昨今では「ながら運転」※による事故が増加し、大変憂慮すべき状況です。その上、雨の多い梅雨の時期は視界の悪化や路面の滑りやすさから、交通事故のリスクがさらに高まります。ドライバーの皆さまはもちろんのこと、自転車に乗る方、歩行者の方も、今一度交通安全に対する意識を高めていただくことが重要です。

ドライバーの皆さまへ

運転中のスマートフォン操作は絶対にやめましょう。わずかな気の緩みが重大な事故につながります。「ながら運転」は法律で厳しく罰せられます。雨の日は速度を控えめに、早めのライト点灯を心がけ、歩行者や自転車の存在に十分注意してください。ワイパーやタイヤの溝等も事前に点検しておきましょう。

自転車に乗る皆さまへ

傘を差しながらの運転やスマートフォンを操作しながらの運転はやめましょう。視界が狭くなったり、バランスを崩しやすくなったりして大変危険です。雨の日はレインコートを着用し、安全な速度で走行してください。ブレーキが利きにくくなることもありますので、早めのブレーキを心がけましょう。

歩行者の皆さまへ

雨の日は視界が悪くなりがちです。明るい色の服装を心がけ、ドライバーから見えやすいようにしましょう。横断歩道のない場所の横断は避け、必ず安全を確認してから渡りましょう。スマートフォンを見ながら歩くのは大変危険です。周囲の状況に注意を払い、安全に行動しましょう。

梅雨の時期は、誰もが交通事故に遭う可能性が高まります。一人ひとりが交通ルールを守り、安全意識を高めることで、悲しい事故を減らすことができます。ご自身と大切な人のために、安全な行動を心がけましょう。

※「ながら運転」とは、車の運転中に、スマートフォン(携帯電話)やカーナビを注視・操作すること等の総称です。

 「ながら運転」は、道路交通法「道路交通法第71条 第5号の5」によって明確に禁止されています。

1.

落ち着いて対応

負傷者の救護・路上の危険防止。(119番)

2.

示談は避けましょう

警察への届け(110番)

3.

確認事項

事故状況の確認
(目撃者がいれば、その方の電話番号)
事故の相手の確認
(名前・車の登録の番号・電話番号