多くの人が心配な「がん」について

今回のコラムは病気の中でも日本人の多くの人が心配な「がん」について考えてみたいと思います。

(厚生労働省「人口動態統計2021年(各定数)」他、厚生労働省のホームページ参照」

●死因のトップは「がん」が全体の26.5%  

“人生100年時代”といわれる現代において、日本では、「がん」は30年以上も死因第1位になっており、男性では3人に2人、女性では2人に1人が罹患すると言われています。

ただ、治療法の進歩などにより、がんにかかった人の生存率は、多くの部位のがんで向上する傾向にあります。すべてのがんを完全に治すことができるわけではありませんが、根治を目標とした治療を受けたあと、定期的な検査を受けながら、転移や再発をすることなく生活している人はたくさんいます。また、転移や再発をした場合でも、治療を受けながら社会生活を続けている人は少なくありません。

●生活習慣を見直しましょう!

がんは、さまざまな要因によって発症していると考えられておりますが、生活習慣も大きな原因のひとつです。とりわけ代表的な原因が喫煙であると言われていますが、その他、過度な飲酒、偏った食事、肥満なども挙げられます。がんを完全に防ぐことはできませんが、禁煙、節酒、食生活の見直し、適度な運動、適正な体重の維持といった生活習慣の見直しなどによって、がんになりにくい体質をつくることはできそうです。

●がん検診を定期的に受診しましょう!

生活習慣ががんの原因であることもありますが、6割以上は何が原因か分からないのも現実です。つまり、どれだけ予防を心がけていても、がんになってしまうことがあり、完全ながんの予防策はないのです。

そこで重要になるのが「がん検診」です。「忙しくて受診できない」「健康に自信があるから大丈夫」など様々な理由でがん検診を受診されないケースもあるようですが、がんの初期段階は自覚症状がほとんどありません。その自覚症状がないときに受け、わずかな異変を見つけるチャンスが、がん検診にあります。

日本では、健康増進法に基づいて、市区町村が努力義務として住民にがん検診を実施しています。国が「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」で定めているがん検診は、がんの中でも罹患率の高い胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がんです。この5つのがん検診は、「決められた対象者」に「決められた間隔」で実施することで死亡率が減少するという科学的根拠を土台にしており、この方法を実行していくことで初めて死亡率減少効果が得られるものになっています。

お勤め先の規程に定められた健康診断や市区町村で実施されている対策型検診などに加え、人間ドックなどの任意型検診をそれぞれのご事情に合わせて組み合わせ、がん検診を定期的に受診しましょう。

※公的保険や「いのち」「病気やケガ」「介護」などに必要な備え、現在ご加入の保険の点検などのご相談がございましたらお気軽にお声掛けくださいませ。

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